お客様は神様ですか?
昔、三波春夫(という歌手)が
「お客様は神様です。」
と言った。
確かに、客がいなければ商売は成り立たないので、大事にするべきだと思う。
しかし、これはサービスする側に立った発言であり、サービスを受ける側が持つべき考えではない。
「お客様は神様だろうが!」
「こっちは客だぞ!」
といった言葉を耳にしたことがある。
最近は、サービスを受ける側がこの態度で臨むことが多いように思える。
こんな態度をとれる奴は「神様」かもしれないが、「貧乏神」か「疫病神」だ。
考えてみて欲しい。
会ったこともない奴がいきなり来て
「おう。俺、神様なんだけどぉ、とりあえずぅ何でも言うこと聞いてもらえる?」
と言い出したら、あなたはどう思うだろうか?
どういう言葉を返すかは人に依るだろうが、共通するのは「神様だとは思わない」と言うことだろう。
神様のごとく扱われるには、それなりの態度である必要があるのだ。
この世から「自称:神様」の貧乏神・疫病神がいなくなることを願っている。
あなたは、貧乏神・疫病神になってないだろうか?
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